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読書レポート_三村/No46


『人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない』 小山昇 著

20代の頃に著者の研修に参加していたことがあり、とても勉強になった。いまでもそこで勉強、体験したことは覚えているし活きていると感じる。そこで学んだことを基に仕組を作っていたころもあったのを思い出した。部下の、人の心理をシンプルに読み、本来は人はこういう生き物だ。という視点で社員に向き合っている。タイトルにもなっている通りこっちの都合や頭ごなしに「やれ」と言ってもできる人はいない。人は本来、楽をしたいと思っている。その思いを理解した上で仕事の指示をしなければ、モチベーションは上がらない。私も部下をもつ立場になって10年くらい経つが、仕事をしている中でこういう考えが薄れてしまってしていないことが多い。著書を読み改めて「心」をつかむ上司になるよう書かれていることを1つ1つ実践していく。

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