読書レポート_藤井/No46
- 2020年11月30日
- 藤井 まどか
『小が大を超えるマーケティングの法則』著 岩崎邦彦
小規模のお店、企業だからこその「強み」は今の世の中でこそ生きてくる。プラザセレクトでもブランディングにおいてはランチェスター戦略を軸にしているが、本書でも「商品を絞る」「ターゲットを絞る」といった具合に小規模企業こそあれこれと手を広げずに得意分野=勝てる分野に絞り込むことが大切であると書かれている。その上で重要なこととして「目に見える2割の個性」があるかどうかが挙げられている。同業他社の中で2割だけでも目に見えて他社と違う部分があることで、それが企業の「こだわり」やお客様が見たときの「企業イメージ=ブランディング」に繋がってくるということ。当社で言うとリラクスの3大エッセンスがそれにあたると考えられる。この「目に見えるこだわり」にすることが一番重要ではないかと思う。ブランディングは一朝一夕では完成しないものなので、視覚という一番情報量の強い媒体に訴え続けることで少しずつ蓄積されていくのだと実感できた。どんなに時間とお金をかけた「個性」「こだわり」でも見てもらえなければ意味がない。自分たちが一番自信を持っている部分を一番良い形で見てもらえるように考えることが、マーケティングにとって重要だと学ぶことができた。今自社が持っているあらゆる商品・サービスも一番良い形で長所を伝えらえているか、見直し改善を続けていく。