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読書レポート_三谷/No58


『ミレニアル・スタートアップ』 裙本理人 著

大学卒業後大手商社で働いたのちに医療の可能性に着目し再生医療関連の事業をスタートし起業。その後3年11ヶ月でマザーズ上場を果たした経営者。私より少し下で同年代くらいの経営者のためか考え方に共感できることがたくさんあった。著者自身が企業を経営するうえで大切にされていることがどんな業種でも役立つように書かれている。大切なところに力を注ぐというとてもシンプルな経営をされている点は規模は違えどプラザセレクトグループと似通った文化である。本書の内容として「どこで仕事をしていようがどのような時間を割り振っていようがアウトプットが期待値を超えて約束通りしっかり結果を出していれば評価される」とある。これは私も同じ考えで当社もこのような考えを基に会社運営されている。だから細かく出社や勤務時間を制限することなくある程度自由に働ける環境にしている。会社に来ることが仕事ではないからだ。しかし自由に仕事をするというのは非常に実力が必要なことだとも最近気づいてきた。ある程度形や枠が決まっている方が働きやすい人もいる。今後の当社の課題としてはあらゆる人が入社してくる中でなるべく広い範囲をカバーできる制度を作っていくことだと考えている。またビジネスは①市場の課題、②課題の解決方法、③それを実行する仲間組織、これらの要素があってスタートラインに立てるとある。会社を創業した自分の身で振り返るとこれは最も当然。市場の課題やお客様のニーズを解決する商品を提供しそれを正しく伝達すれば市場から望まれ会社は成長する。これも実体験でわかっていることだ。だから常に市場の変化に敏感になり、変化するお客様が望む課題解決を実現できる商品サービスを作り続けなければならない。本書でも後述されているが営業はものを売ることではなくて信頼を獲得することだと書かれている。信頼関係が構築された上で結果的にものが売れる。この「結果的に」というワードも我々がよく使う言葉だ。お客様に喜んでいただくことで結果的に売れる。そのような営業スタイル、会社の姿勢、商品を作っていくことがこれからもブラしてはいけない課題だ。先にも書いたように世の中のニーズの変化を敏感に感じ取り、会社全体が素早く柔軟に変化対応できる組織風土を作り、それを先導するリーダーシップを発揮するのが私の役目だ。

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