遠くに旗を立てる
こんにちは。
プラザセレクトグループ代表の三谷です。
今回はスケジュール管理の考え方がテーマ。タイトルの「遠くに旗を立てる」ことが今を輝かせるための重要ワードです。特にですがビジネスにおいて思考の順番は時間軸が近いところから考える積み上げ式ではうまくいきません。思考の順番はどんな時でも未来のゴールを先に決めてそのゴールに向かって逆算で今やるべきことを考えることが重要。これは大きいプロジェクトの計画でも、毎日の個人的なスケジュール管理でも同じことが言えます。だから「遠くに旗を立る=遠い未来を空想できる=夢目標を持てる」ことが今この瞬間の生き方に重要な影響を及ぼします。
とにかく気付いた目の前のことから反射的に動いていては24時間しかない限られた時間の中で全てのタスクを終わらせることはできません。「仕事の優先順位をつける」とか「やらないことを決める」とか色々とテクニックはありますが、そもそもそれはタスクが明確になっているからこそできる取捨選択であり、タスク自体が明確になっていなければ優先順位をつけるも何もあったものではありません。
そのためにも1年後や3年後の未来のあるべき姿を明確化し、そうなるために半年後の自分はどうなっていないといけないのか、ならば1ヵ月後はどうであって、そうなるために今週やるべきことは何か、今日やるべきことは何かと逆算であるべき姿になるまでの階段を作り今何に集中して生きるのかということを明確化する必要があります。まぁ今の時代は変化が激しい時代だからガチガチに遠い未来まで決める必要はないかもしれませんが考え方としてはそのように考えるべきだと思います。
積み上げ式で思いついた順に今これしよう、今日これやろうと言っているとほぼその時間内にはそれを達成できないでしょう。子供の頃の夏休みの宿題と同じです。なんだかんだで結局8月31日に山のように残っている宿題を前にして泣きながらやる羽目になります。子供の場合はやらないと怒られるからやりますが、大人になればこの期限さえも自分である程度決められるので「まあいいか」と怠惰を決め込めば先延ばしは無限、一生ゴールに辿りつかないことになるでしょう。そもそもゴール自体を自分の中から消し去ってしまうこともあるのではないでしょうか。
未来から逆算して今日のタスクを決めるという思考法は仕事もプライベートも全て同じです。富士山に登りたいなぁと夢想して気づいたら山頂にいたということはありえないのです。自分で準備して体を使いやるべきステップを進んでいかなくてはいけません。◯月◯日に山頂にいるという未来のゴールを決めてそこから逆算思考で当日歩くルート選定、富士山までの行きかた確認、装備の準備、体力作りや体調管理と身近なところにやるべきことが落ちてきます。だから今日は腕立て10回!などというタスクが決まるわけです。そうすると今日の予定がないとか予定が曖昧ということなんか絶対にありえません。必ず何かしらのタスクはあるはずです。そしてそのやるべきタスクが全部出揃った後にどの順番からやるのかを決めたり、やらないことを決めたりするのです。
会社の成長に欠かせない長期ビジョンがあるのもそのため。今というこの時間を明確にするために目標をたてるとか夢を持つとかということは大切になり、遠くに旗を立てそこに向かって登る階段を1段1段設定しそれを確実に登りきるために今を大切に生きることが必要になってきます。ここで遠くに旗を立てるのも実力が必要であることも事実としてあります。最初からは遠くに旗を立てられる人はなかなかいないでしょう。しかし自己成長と共にだんだん遠くが見えるようになります。なるべく遠くが、そしてそのイメージがカラーで見えるようになればなるほど明確な目標設定、タスク設定が可能になるのでスケジュール管理も隙が無くなってくるはずです。すると結果的にあるべき姿になることも現実味が増してきます。
壮大な人間の人生で最も遠くに旗を立ててそれをカラーで見ることと言えば、自分が死んだ時に葬式に来てくれた人たちが自分のことを何と言って懐かしんでくれるのか、思い出してくれるのか。それが明確であれば今の自分の生き方も行動言動も明確になってくるはずです。その理想に向かって一生懸命今をがんばる。するとその進んでいる途中過程で物心両面の豊かさを熟成させてくれる経験や出会いが生まれそれらが自分の人生をさらに彩るのだと思います。
遠くに旗を立てることができるようになれば視野が広がります。そんな小さなことでグダグダ言ってられるかと心の強さと余裕が生まれます。たかがスケジュール管理ですがこの瞬間の1秒の積み重ねがもう絶対に戻ることのない私たち自身の人生の貴重な一瞬であるという事実を忘れないようにしよう。しんどい時もあるからその時は休めばいい。それも壮大な人生の一時期のスケジュールだと思えばいい。そしてここぞという時は集中力を発揮して一度きりの人生、自分で自分を認め誇り高く生きよう!!私は自分のできる限りを使ってそうやって生きている。
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