プラザセレクトグループ第7期終了と第8期のはじまり
こんにちは。
プラザセレクトグループ代表の三谷浩之です。
令和4年1月31日でプラザセレクトグループ第7期が終わりました。最終決算はまだですが現在わかっている第7期の業績予測ではしっかりと黒字化できています。しかし予測数字では残念なことに創業以来6年間続いていた連続増収増益の記録が止まってしまいそうです。昨年の自分達を超えることができなく悔しいですが数字としてのその差は僅か。正確に言うと実際の実務の中で売り上げた数字自体は伸びたのですが昨年と今年で消費税の会計上の計算の違いによって下回ってしまうということになります。事実上の実力は伸びたということですが会計ルール上の計算では下がってしまいました。会計ルール含めてその僅かな差を埋めることができなかったあと一歩の力が足りなかったのも事実。その現実を受け止めて第8期のさらなる成長につなげていきます。
数字の振り返りはそういうことですが、ここ2年の外部環境を思えばその中でも良い決算を迎えられるのは社員みんながよくがんばってくれたと思います。経営者としては本当にありがたいことです。第7期を振り返り外部環境をまとめておけば逆風が多かった年でした。世界中同じ条件ですが一昨年前からコロナの影響は続き、また昨年は住宅業界を激震させたウッドショック。当初は木材が手に入らないという懸念もありましたが徐々にそれ自体は回避できてきました。しかし手には入るもののコストはどんどん上がる一方。そして後半はコロナの影響で世界の工場の稼働率が下がったり半導体不足の影響を受けて建築のための材料が手に入らないという事態にもなりました。
木材だけでなく、便座、エコキュート、ダウンライトなど住宅を作る上で欠かせない材料が手に入らないということは商品として住宅を完成させることができないということ。お客様にもご迷惑がかかりますし、会社として商品をお引き渡しできないということになります。すると代金をいただけず売上がたたず経営数字はどんどん下がります。そんなことがまともに直撃すれば業績悪化です。さらになんとかお引渡しができたとしても、上記の問題で材料代は高騰しているので粗利率の低下はこの業界の多くの企業が直面した打撃でしょう。今までぎりぎりの経営をしていた会社ならば、いつもと同じだけの仕事をしても赤字転落は十分あり得ます。住宅だけでなく現在あらゆる物価は上昇中。実際に住宅も1年前と比べてどの企業でも約200万円~300万円程度は販売価格が高くなっているようです。これはお金の価値や物価の変動という経済の流れの側面もありますがお客様には大きな負担となります。
このように時代は急速に変化し日本経済はバラ色の状態ではなくなってきました。何年も前からそのような話は浮上していましたが多くの日本人にとっては遠い話だったのではないでしょうか。日常生活でこれほどまでに影響を及ぼす物価の高騰や物不足を誰もが普通に感じる時代へと一瞬変化しました。これから先も何が起きるかわからない状態であることは誰しも感じているはずです。油断はできせん。
我々の第7期を終えて第8期が始まるということをテーマに書こうとしたブログですが、冷静に振り返ると厳しい経済環境になっていることを改めて感じます。しかしどんなことになっても人々の生活は続く。そして不変の原理原則は「商売は人々の生活の上に成り立つ」ということ。外部環境が変わったとしても人々の生活の中で必要とされる商品やサービスが購入され、そのような会社は社会から必要とされ続けることには変わりありません。市場のパイが小さくなってもそのシェアをどれだけ自社が確保するかというだけの話。だから外部環境がどうなろうと我々のやることは変わりません。外部環境を理由としてできない言い訳をすることもしてはいけない。状況に合わせて変化し勝つ方法を探すのみです。
やることは時代の変化に合わせて柔軟にこちらも変化し、お客様が必要とする価値を創造して買っていただけるように努力する。そしてその活動を通じて人を育て、にこっを集めて、お客様と社員の物心両面の豊かさを追求する。これが我々プラザセレクトグループの理念であり目指すところです。これから良い状況になるのか、もっと厳しい状況になるのかは未来はわかりません。しかしどのような状況になろうとも、私を信じてプラザセレクトグループに入社してくれた社員と苦楽を共にしながら理念の実現を目指していきます。
第7期の我々はそのような環境下を考えれば良い結果を残せました。数字だけではなくビジネスモデルや仕組みの強化、課題の改善、新たな仲間の加入など未来が楽しみなことが数多くあった素晴らしい第7期でした。第8期も更なる仲間を増やしながら、新たなステージに上がって成長していきます!
当社を選んでいただいたお客様、ご支援していただいたビジネスパートナーのみなさん、そしてどんな逆風となっても、あらゆる問題が発生しても、前向きにできる方法を考え突破してきた社員のみんな、第7期もありがとうございました。創業後7年間もこのように成長し続けてこられたことに感謝です。
では前を向いて明るく毎日を楽しみましょう。社員のみんな、第8期も楽しもう!!