読書レポート_佐々木有美/No23
- 2019年08月31日
- 佐々木 有美
『一緒にいると楽しい人、疲れる人』 有川 真由美著
昔からの親しい友人でなくても話していると時間がいつの間にか経ちまた会いたいなと思う人、なかなかお互いに話が合わずに短い時間でも苦痛になってしまう人と色々な方に出会いました。当然、自分が思っているという事は出会った相手も私の事を話していて楽しかった人、楽しくなかった人と評価されていると思います。私自身、どう評価されているだろうかと振り返ってみると、本の中にある『疲れる人』の項目の多くが当てはまります。どの『疲れる人』も共通して言えるのが自分と自分の事ばかり考えてしまい相手の事を無視しています。会話をする際に自分の事を話すことが多々ですが、この会話をして相手にとって楽しい話題なのか、自分だけが楽しい話題になってしまっていないか少し思い留まり、考える事で相手からの印象は変わってきます。何気に会話してしまった後でも自分よがりな会話は無かったか振り返り、聞き方や話し方、態度など次に活かしていくようにしていきます。また相手を好きか嫌いか、価値観が一緒か異なるかとこちらの主観だけで付き合うかどうかを決めるのではなく、出会った縁に何か意味があると思い相手から学ぶ姿勢を忘れずに接していきます。