読書レポート_佐藤/No17
- 2020年08月31日
- 佐藤 拓巳

『7つの悪い習慣』 デビッド・M・コヴィー著
世界的ベストセラー『7つの習慣』のスティーヴン・M・コヴィーの三男が書いた著書です。『7つの悪い習慣』では7つの落とし穴や罠をいかに避け、抜け出すかの方法が記されています。具体的には1.夫婦・恋人関係の罠2.金・借金の罠3.焦点の罠4.変化の罠 5.学びの罠6.キャリアの罠7.目的の罠に分かれています。印象的だったのは5.学びの罠についてです。ここでの学びの罠とは失敗や間違いを犯すことに対して誤解しているということです。弱い人間は失敗について責任を負うよりも素直に認めなかったり、時には隠してしまったりしてしまう。そして認めないことで、そこから現実を直視できず、学ぶチャンスとそこから得られる自身の成長を放棄していることに気づいていないという罠です。私自身もこれまでを振り返ると失敗に対して素直に認めなかったり、隠してしまおうかと思ったこともあります。しかし失敗からのこのプロセスでは全く進歩はなく、人間的に衰退してしまう一方です。失敗は多くのことを教えてくれるものであり、決して恥ずかしいものでもないことを十分に理解して、失敗についての考え方を間違わないように今後も失敗を恐れずに挑戦していきます。