読書レポート_佐藤/No15
- 2020年06月30日
- 佐藤 拓巳
『どんな状況からでも成功する方法』 コーチ・カルダン著
著者はイラン生まれで、現在日本を拠点としてコーチング業で活躍する方です。過去には貧困と虐待、ストリートチルドレン、戦争への出兵などの過酷な状況にも関わらず常に前向きに考え行動し、パイロットになるという夢を実現した経歴があります。この著書を読んでまず感じたことは現在の自分自身の環境がいかに恵まれているかということです。恵まれている環境で長年生活すればそれが当たり前と考えてしまいますが、1日1日を大切に感謝して生活を送らないといけない感じました。つらい過去も含めどんな状況からでも良い結果を出すための考え方をこの著書では「タイムライン」とネーミングしています。「タイムライン」の考え方とは、過去のつらい体験を自分へのギフトとしてとらえて過去の経験が、今の素晴らしい自分を作っていると書き換ええる。また、未来の成長した自分を明確にイメージし、そこから今の自分を見つめ直し良いアドバイスを自分に送ることで思考法や行動を変えられるということです。これから必ず何度かは厳しい状況を迎えることがあるかもしれませんが、つらい経験を体験した時こそ、これから自分自身が成長するためのギフトを手に入れたとポジティブに考え、成長した自分自信を想像し何が足りていないかを客観的に考え常に前向きに挑戦していきます。