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読書レポート_佐藤/No31


未来に先回りする思考法  佐藤航陽 著

目覚ましく変化する現代。次々に出てくるブームなどに驚かせれてばかりなので、この著書を読んで何か勉強出来るかなと思い手に取ってみました。私自身、最先端のテクノロジーになかなか敏感になれておらず一般的に広がってから認知するということが多いです。最近ではNFTが話題になっていますが、先見の目を持つ人はどうやって未来を先読みしているのか疑問がありました。この著書では大前提で「未来を先読みすることはできない」と書かれています。しかし、テクノロジーが発達し、あるものが急に便利になるのではなく、そこに目を付け一工夫加えることによって、画期的なイノベーションが起こるということです。なので身近にあるものにもっと目を向けるという事が大切です。機械化する人間と、人間化する機械という話も著書にありましたが、まさに映画のターミネータのような世界が将来的に実現するかもしれません。小さな可能性に対して当たり前というような価値観で物事を見るのではなく、多面的に考え変化に柔軟に対応できるようにしていきます。

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