読書レポート_佐藤/No25
- 2021年04月30日
- 佐藤 拓巳

仕事の流儀 高任和夫 著
この著書は様々な分野で飛びぬけた成果を出した28人の方々にインタビューをした内容になっています。その28人の中に、私が小学生の時の教科書に載っていた毛利衛氏のインタビューがありました。毛利衛氏は日本人で初めてスペースシャトルに搭乗し、宇宙を往還した方です。インタビューの中で宇宙に行って初めて地球を外側から見た時の話や、実際に無重力空間を体験した話がありましたが、どの体験も経験者から聞いた話よりも実際に自分自身が体験して初めて納得したというシンプルな本質です。経験者からの話はとても大切なのは重々承知していますが、やはり何事も自分自身でまず体験してみることが良いということを改めて感じました。インタビューの内容は宇宙空間を実際に体験したというとても規模が大きな話ですが、日常の小さな経験にも重ねることができると思います。年齢を重ねる度に子供の時ほど様々なことを体験するということに対して億劫になりがちですが、頭で予想したり考えたりするのは二の次でまずは飛び込み、経験するようにしていきます。その中で学べることも多いと思いますので、1つ1つ様々な分野で活かします。