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読書レポート_三村/No47


『トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術』 桑原晃弥 著

つい先日、全国の同業他社が加盟している研究会で当社が「1人当たり生産性トップ賞」という賞をいただいた。当社のリラクスという主力商品はリーズナブルなのに高品質でオシャレというのがお客様に選んでいただけている最大の特徴だが、これを生み出しているのは高生産性経営ができているから。当社では住宅商品を車のような製造業に近づけるための仕組みを構築しているが、賞をいただいてもまだまだできることは無限にある。その代表的な例としてトヨタ式がある。「生産性を上げる」「無駄を省く」「仕事を早くする」など言葉では簡単に言えるが実際に実現するのはとても難しい。自分の課題として自分個人ではこれを日々、進めていても皆ができなければ会社全体が良くならない。1人だけで頑張って成果をあげるのにも限界がある。日々の小さなことへの配慮や対策、省きの積み重ねで会社は大きくなっていく。また、ものづくりとは人づくりであって、人材教育がうまくいかないとものづくりもうまくいかない。社員一人一人が改善に改善を重ねていくことで会社は大きくするかつ社員全員が快適に仕事をこなすことができる。来年の課題として自分がしていること、できていることを率先して仕組化すること。そしてそれを皆ができるようにするための訓練も仕組化する。知っている程度の知識で「できる」ではなく、実際にやってみて成果を生み出す「できた」に変える。

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