読書レポート_三村/No45
- 2020年10月31日
- 三村 信二
『すぐやる人の「やらないこと」リスト』 塚本亮 著
スケジュールがたくさん入っていて忙しい。夜遅くまで働いた。休日出勤してがんばっている。など働き方改革と言われて意識が変わっているとはいえ、まだまだこのような考え方が美化されたり評価の基準になったりすることがある。当社ではその考えは全くなく、最小の力で最大の成果をあげる考え方が根付いているのでおのずと行動もそうなっている。ただ、毎日の仕事の中でしなければならないことも当然あり、その量が溜まっていくにつれて根付いたはずの思考が停止してしまうことがある。そういうことを無くし生産性を上げるためには「やらないこと」を決めることが最も重要。著書にはそれを実践している著者の考え方や行動例がいくつか挙げられている。「やらないこと」を明確にし行動に移せば、やるべきことをすぐすることができる。今まで何となくやってきたこと=無駄な行動が無くなればおのずと時間が生まれる。簡単な言葉で言えばメリハリをつけるということ。そうすれば心の余裕も生まれ、自分が本当にやりたいことがわかってくるようになる。著書に挙げられていた具体例をすぐにすべてはできないが、素直に1つずつ実践し私自身が本当にやるべきこと、やりたいことを発見しすぐ行動し成果につなげられるようにする。