読書レポート_三村/No41
- 2020年06月30日
- 三村 信二
『キリンビール高知支店の軌跡』 田中 潤 著
2016年に発行されたちょっと昔の本。その当時も読んだがふと振り返って読んでみようと思い立ち本棚から出してみた。私は社会人になってからずっと営業畑を歩んできた。住宅・不動産という業界もずっと同じ。その経歴の中で転職もしているので売る商品ややり方はその都度変わってきた。しかし本書にも書かれているが軸があればあとは自由にできるのが営業という職種。軸とは会社で言えば理念やビジョン。個人で言えば信念や目標みたいなもの。色々な商品を扱ってきたがそれぞれその特長は異なる。特長が異なれば提供先のお客様に与える価値も異なる。どれが良い悪いではなくその商品が持つ特長が市場のお客様にお役に立てるかどうかが重要。そしてその特長が目の前のお客様にとってどんな利益をもたらすことができるのを分かりやすく説明すること。どの会社に属しても、どんな商品・サービスを扱っても軸をしっかり持つことで一定の成果を上げることができるので小手先の営業トークなどではなく理念やビジョンを大切にしていく。