読書レポート_三村/No40
- 2020年05月31日
- 三村 信二
『売上を、減らそう。』 中村朱美 著
京都好きな私が気になっていたお店の本が出ていたので気になって読んでみました。タイトルからして気になります。著者は佰食屋という京都にある国産牛ステーキ丼専門店の創業者。共に創業したご主人のステーキ丼を食べ、これをたくさんの人に食べてもらいたいという想いからこのお店をオープンした。そして、そのお店の仕組みが他にはない斬新なもの。「1日100食限定」。この考えに至ったのはたくさん売ったり長く働いたりして売上を上げていっても犠牲になるのは社員であり、社員を犠牲にしてまで「追うべき数字」なんてない。ということ。そして100食という制約はメリットも生み出す。1.早く帰れる。2.フードロスほぼゼロ化。3.経営が究極に簡単になる。(鍵は圧倒的な商品力)4.どんな人も即戦力になる。5.売上至上主義からの解放。シンプルな考え方をシンプルで分かりやすい仕組みそして目標設定にし誰もが実行できるようにしている。当社も似た考え方を持ち同業界の中ではかなりシンプルで働きやすい環境になっているがまだここまでには至っていない。建築だから難しい。と諦めるのではなくできる方法を考え実行していく。