読書レポート_三村/No39
- 2020年04月30日
- 三村 信二
『VUCA時代の仕事のキホン』 河野英太郎 著
昨今のビジネスの世界は変化が激しい。その理由の1つは、テクノロジーが進化するスピードが猛烈に上がっていることが挙げられる。その結果、世の中の仕組みやルールが目まぐるし変わるようになり、ますます先行きが見通せなくなってきている。著書はこの時代に合うコツが書かれてる。VUCAとはVolatility変動,Uncertainty不確実,Complexity複雑,Ambiguity曖昧の頭文字を取った言葉で「あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状態」のこと。①直ぐ終わる事は直ぐやる。今の1分は夕方の10分、明日の1時間、来週の半日に匹敵。②VUCA時代のリーダーはメンバーの価値観を知り最大限の力を発揮させ成果を出す人。③成長し続けるには己のコンフォートゾーンを抜け出し不安を伴うストレッチゾーンでの挑戦が必須。様々なコツが書かれているが大切なことは仕事の本質は大きく変わっていないこと。しかし、その形式は大きく変わっているということ。時流に合った視点や習慣を身に着けることで、それは将来的にも古びない仕事の武器となる。そうなる為にも毎日ちょっとした仕事の工夫を実践していく。