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読書レポート_三村/No34


『いい気分はすべてを変える』 枡野 俊明 著 現代社会において、いい気分だな。とご機嫌なまま1日を終えるのが難しくなってきているように思う。私も例外なく一日中何事もなくご機嫌で過ごせることは多くないと感じる。電話はしにくい時間であってもメールやSNSなどで連絡が入ってきたり、休日でも仕事のことが気になってしまってついパソコンを開いてしまったりと気分を整えるのが難しくなっている。でも何事でもそうだが外のせいにしては何も解決しない。今さらスマホやパソコンが無くなるわけでもない。それならばいい気分を主体性をもって自分でつくり出すほかない。その方法が本書には禅の考え方をもとに書かれている。いい気分をつくり出すひとつひとつの方法はとても小さいこと。ちょっとしたことからいい気分になり、ひいては幸運、幸福が舞い込んでくる。いつもしていないこともたくさん書かれていたので、まずは朝、いつもより30分早く起きて、なにをするわけでもないが外に出て歩いてみることにする。自分から主体性をもってなにかを変える行動をすることで、他のことにもつながっていくと思うので、まずはちょっとしたことをひとつずつ実践していく。
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