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読書レポート_三村/No30


『自分のための人生』 ウエイン・W・ダイア― 著

そろそろアラフォーと呼ばれる域の年齢に達している。時間は有限であり平等に流れているというのはよく言われる話。私も例外なく今、この読書レポートを書いている瞬間も時間が刻一刻と流れ年齢を重ねている。ボーっと生きていたら人生もその通りボーっとしたものになってしまい、いつの間にか40歳も過ぎるなんてことになりかねない。この瞬間をどう生きるか。読書に時間を費やすことは、とても有意義で充実した時間の使い方だと思う。著書には「充実人生」は他者から与えられるものではない。自分が今、何を選び、何をするかですべてが決まる。と書かれており、消極的な感じ方や思い込みを捨て、”今”という時間を有意義に生きること。自分の夢、希望を叶えるために積極果敢に挑戦すること。それが自己実現への第一歩。ともある。まさにその通りで、自分以外の何かのせいにしたり、自分の思い込みによって勝手に限界を決めたりしていることで、壁を突破するためにチャレンジするチャンスすら失っていることはある。この年齢になったからできないではなく、今からだからこそできることもあったり、伝えられることもあるので、劇的に自分を変化させる困難でも、自分の人生を充実したものにするために、小さくても1つ1つの行動や考え方、受け取り方を変えていく。

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