読書レポート_三村/No20
- 2018年09月30日
- 三村 信二
『すごい数値化仕事術』 三木雄信 著
私は「感覚人間」とよく言われる。理論的に数字を基に話したりすることをあまりしてこなかった。これは目に見える結果や目標数字という意味ではなく、分析などのプロセス数字という意味。感覚で「こんな感じ」や「やってみないと分からない」といった感じの典型的な感覚人間。これを変えないといけないとこの著書を手に取った。読み進めている中で、とても参考になるし気付かされた部分がたくさんある。数字がいかに大切で数値化することで行動目標が明確化され、高速でPDCAを回すことができる。まずは会社にある様々な数字を分けてから考えることなど、私がしてこなかったことが多々書かれていた。なかでも数字は与えられるものではなく自分で取りにいくものということが必要だと感じた。集客やその後の商談、そして結果とプロセスを集計するデータはあるが、これも本当に必要かどうかや集計方法が正しいかどうかを自分で検証したことはない。ただ与えられた表に事実を打ち込んでいるだけ。これでは自分で考える気にならず、そこから数値化し仮説を立てることもできない。まずは自分に必要な数字が何でそれをどのように数値化しプロセスに落とし込んでいくかということを考え実行してみる。それを基に考えプロセスに落とし込み、まずはやってみる。失敗することの方が多いと思うが、まずはやってみて、次の手をすぐに打てるようにするためにも様々な視点で数値化していく。