読書レポート_三村/No9
- 2017年10月31日
- 三村 信二
『結果を出すリーダーほど動かない』山北陽平 著
上の立場で人を動かすことは本当に難しい。今私はこの壁の前にいる。少数精鋭で同じ想いを持った仲間と自由に楽しくする社風ではあるが、それは全員がやるべきことをしっかりやるからこそできること。これを実現するための役に立つと思いこの本を手に取った。成果を出すための望ましい行動の流れにする為に上司として望ましくない行動を止めることをこの著書では「壁マネジメント」とよんでいる。言い方は違えど社長もよく言う言葉なのでこれは理解している。ただそれを実践し実現するのが難しい。それを実現するために私に足りていなくてこの著書にも書かれていて大切なことは①介入②行動ルール設定と管理の2つ。「介入」は指示だけをするのではなくやらせきること。これも社長がよく言う言葉だが、実際にするとなるとこれも難しい。ただ、分かりやすく書かれていたのは小学生の時に習った九九。不思議と今でも何も考えなくてもスラスラと言える。これはできるまで先生に暗唱させられたからと書かれていた。確かにその通りだ。やらせきったからこそ身になり忘れることのない知識になっている。自分が動くのではなく、繰り返し言い続けたり、九九のように考えなくてもできるようになるまでさせることが、結果的に部下の為になるし組織の為になるという信念を持って、今後上司という役目を全うしよう。