次のページの見出し

読書レポート_佐々木信/No.36


『OODAループ思考[入門]』入江仁之著

思考法というと仮設を立てたり分析したりというイメージがあるが、このOODAという方法は実戦の場でどう考え対処するかということを主に作られている。本書の中で宮本武蔵の五輪書も参考にしてるとある。戦いの場であれば即時にどうするかを考えて行動しなければ生死を分けることからも実践的な考え方であると分かる。仕事でも計画を立てることは大事だと思うが、全て計画通りに動かない上、再度練り直してなんてしていては完結ができない。その場で対処して進むことが求めれらるからだ。OODAという考え方は「みる」「わかる」「きめる」「うごく」を場合によって組み合わせを変えて動く方法である。特に大事なのは「わかる」の部分で、ざっくりいうと状況判断をすること。これは相手の機微や周囲の状況などを読み取るだけでなく、社会環境の変化など広い意味にも当てはめることができる。技術部の業務の改善を行っているが、その中でも状況を正しく認識できなかった時には失敗したり、別の問題が出たりする。ただがむしゃらにやるのではなく、今はやるべきか、もっと調べてから取り掛かるべきか等判断の質を上げて、業務自体が楽にシンプルになるよう努めていく。

© 2020 PLAZA SELECT LTD.