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読書レポート_藤井/No23


『インディペンデントな働き方』藤井 孝一 著

本書のテーマでもある「人生100年時代」を生き抜くために。読み進めていくたびに、耳に痛い事が書かれてありました。会社でもよく「経営者の視点で物事を考えよ」と言われます。この本ではそれらを更に突き詰めて具体例を挙げて説明してくれていました。インディペンデントに働くために重要なのは「やりがいを感じること」「まずは1円でも稼いでみること」の2つだと本書から感じました。やりがいを感じなければ長続きしない。私もこれまでの人生で、好きじゃないこと、嫌なこと、誰にも感謝されないことをするのは苦痛で長続きしませんでした。2つ目の「1円でも稼いでみること」というのは、つまり実際に行動して成果をだせるか?ということです。一時期ネットオークションにハマっていた時期は、商品をどう撮影してどんな文章を書けば売れるのか?そんなことを常に考えて出品していました。今となればそう言った考え方や、実際に出品して取引するという行動を起こすことがインディペンデントな働き方への一歩目だったのだろうかと思います。1つの会社で働き続けることが悪いのではなく、否応無く会社を卒業する時期がやってくる。そうなったときに自分を守ってくれるのは自分しかいないのだと、目を逸らさずに受け入れなければいけないのだと感じました。その為に、会社に頼りきりになるのではなく、会社に守られている今のうちから、一人でお金を稼ぐ方法を見つけなければいけない。自分の興味があること、楽しいと思えることを突き詰めて独立できる力を身につける。ひいてはそれが、今の会社での仕事にも役立つのだと学ぶことができました。まずは自分の興味があることは何なのか?自分は10年後とうなりたいのか?その分析から始めていきます。

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