読書レポート_藤井/No19
- 2018年08月31日
- 藤井 まどか

「QUEST 結果を勝ち取る力」 著 池田貴将
本書はシンプルに言えばタスク管理の本です。HowToでタスクをどう管理してどう消込んでいけばいいかが書かれています。私は自分でもタスク管理やタイムマネジメントが苦手だと思っており、今までも何冊かタスク管理の書籍を読んできましたが、これまでの書籍とは全く違うタスク管理の方法を知ることができ、「なるほどな!」と思いました。それは1日のやるべきことを「ToDo」ではなく「あらすじ」で作成する。ということです。1日のタスクを「ToDo」、つまり「~をする。」という言葉で記すことが多かったのですが、本書では「さて、まずは」からはじまり「○○をして、次に××にメールを返す。終わり次第▼▼を更新して~」という風に流れに沿ってToDoリストをあらすじにしましょう。と書かれています。これは、私は結構衝撃でした。しかしやってみるととても合理的です。書いている内に、「いや、○○よりも▼▼を先にしないとまずいんじゃないか‥?」という感じで、正しい順番に置き換えることができるからです。また、読み返すことでその日、どんな風に過ごしたかを振り返ることもできます。我が社の経営計画書にも「順番が大事」と書かれています。順番を間違うと二度手間になったり、無駄な作業が増えることに繋がるからです。最短でゴールに辿り着く方法は正しい順番で業務を進めて終わらせること。期せずして本書からの学びが経営計画書とリンクした瞬間でしたが、全ての業務は繋がっているのだということを忘れず、一連の流れとしてタスクを管理、完了させていくようにします。