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読書レポート_藤井/No9


  1. 『会計は一粒のチョコレートの中に』 林 總   著

会計とはどういうものか。経理担当者の仕事とは何なのか。日頃から社長に『報告だけではいけない。どこに問題点があるのか見つけなさい』と言われている意味が、本書を読むことで更によく理解できた。管理部門、経理担当者こそが、社内で誰よりも情熱を持って商品改善に取り組まなければいけないと書かれている。会社の商品の仕入れから売上、それらの内訳をすべて知ることのできる部門だからこそ、『どこに利益がでる要素があったのか』『どこが一番改善すべき要素なのか』をいち早く見つけることができるし、それらを素早く経営者に伝えることが会社の戦略を常に正しい道に乗せることに繋がるのである。『会社の宿り木』になりがちな管理部門も、商品開発部門の志を持ちながら常に目の前の数字を分析することで会社の売上に貢献することができる。すべての数字情報を見ているということは、それに責任を持ってより良くする方法を発見し報告することが義務であると学ぶことができた。毎月何か一つでも前月と違うことがないか、その違いの理由はなんなのかを見つけられるように、毎日の数字の動きを読み解いていく。

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