読書レポート/藤井_No2
- 2017年03月25日
- 藤井 まどか
『やわらかい頭の作り方』細谷 功
自分は結構、固い考えしかできないなあと感じる日々。やわらかい頭は年齢に関係なく訓練で作れると書かれていたが、その中のひとつがいつでも自分の考えとは対極のものも同時に考えるということ。1つの事象があれば必ず2方向からの視点が存在する。もちろんそれは当たり前の事であり、何かをすれば賛成と批判がでるのも当然である。ただ私たちは日常生活の中で当事者になればなるほどそれらを忘れがちであると気づいた。当事者になるほど、1方向からの視点でしか見えなくなりがちだが、常に対極にあるであろう反対の考え方を思考する事で物事を俯瞰して考えられる癖がつくというのである。思い込みや経験から「こうだろう」と決めつけてしまう事は多々あるが、そこで一旦踏み止まり「〇〇の場合はどうだろうか?」と考えられる冷静さと物事に入り込み過ぎない見方をしていこうと思う。何事も当たり前だとは思わず、常に初めて接する気持ちで取り組めば今後の広報活動においても必ず良い結果になると確信できた。