読書レポート_藤井/No55
- 2021年08月31日
- 藤井 まどか

『8割捨てる!情報術』著 理央周
何も特別なことをしなくても、山のように情報が流れ込んでるくる時代になりました。多くの情報をインプットすることはビジネスにおいて大切ですが、もっと重要なのはそれらを必要な時に脳から引き出して実務に落とし込むことです。本書では、仕入れる情報を精査すること、正しく脳にインプットする方法を解説してくれています。特に学びがあったのは即効性の高いSNSでの情報と強制的メディア(=TVニュースや新聞など)を使い分けることと、その情報が誰宛てに発信されているか?を考えて仕入れるという点です。SNSでは無意識に興味のある情報にばかり目がいく分、興味があるので記憶する割合も高い。強制的メディアでは興味がなくとも社会で注目されている情報を仕入れることができる。色んな分野の情報を仕入れることは、今必要でなくとも半年先、1年後に役立つ可能性に繋がると考えることができます。その半年、1年後に情報をすぐに引き出せるよう、普段から不要な情報をアウトプットしたり情報の整理をしておくことも大切だと学びました。そこかしこに溢れる情報をほとんどが不要なものだと思いがちですが、その中から必要なものを取り入れるためにも様々なメディアに触れること、不要なものを見極める訓練を日々の中で行なっていきます。