読書レポート_三谷/No37
- 2020年02月29日
- 三谷 浩之
『最速で10倍の結果を出す他力思考』 小林正弥 著
本書のタイトルがプラザセレクトの考え方の根っこの部分にとても似通っていると感じ手に取った。そしてそれは私自身の考え方にも通じる。このタイトルは本質をついていてとても大切な考え方。他力の意味とは全て人にやってもらうということではなく、自分の得意な所に時間を使い、自分の不得意なところはそれが得意な人に任せる。そして大きなことをしようとすれば一人では限界がある。だからこそ仲間を多く集めなくてはいけない。仲間が多く集まれば自分にはできない能力を持っている人たち複数人でチームとなる。そうなればみんなで力を合わせることで多くのことができるようになる。この考え方が大事である。本書の中にも「自分一人では成しえないような夢を実現したい時、他力思考は絶大なパワーを発揮する」とあり、「自分だけでは達成できないかもしれない壮大な夢に他力が集まる。他力思考は想いの連鎖」と記してある。まさしくプラザセレクトグループの今でありこれからの未来である。何もないところにただ一つあった私の理念と夢に創業メンバーが集まってくれ、今なお少しずつ仲間が増えている。みんな私にはない能力を持っていて、個人それぞれに目を向ければ長所と短所がある。それらをそれぞれが補い合い、その力の結集により我々は創業以来成長できてきた。最後に、著者が出会ってきた成功者は「大きな夢と同時に、自分の弱さを認め、他力に感謝する謙虚さを持ち合わせていた」とある。この気持ちを胸に自分のできる事に集中し、仲間に助けてもらいながら進んでいこう。