読書レポート_三谷No13
- 2018年02月28日
- 三谷 浩之

『人事ポリシー』 西尾太 著
人事は会社の屋台骨を支える重要なポジションだと私は考えている。特に評価制度や昇給昇格のルールは社員にとって重要な関心事だ。何をがんばったら評価されるのかということが明確でなければ、せっかく個人としては一生懸命やったことが、組織内で全く評価されないということもあり得る。これは精神的にもきつい。また長く会社に勤めるには自分のキャリアと年収がどうなっていくのかというイメージも必要だろう。とにかく人事は社員を会社がどれくらい大切にしているかということを表している部分だと思う。何も基準がないとか、コロコロ方針が変わる、密室で評価が変わり立場が悪くなるなど、最悪だ。当社も4年目を迎え、あうんの呼吸でいける創業メンバー以外の社員も徐々に増えてきた。そこでもともと制度はあったが改めて見直し、社員が働きやすく、安心して仕事に打ち込め、成長できる制度へと更に進化させていくつもりだ。本書にも、「社員はこの会社にいれば成長できると思えば会社を辞めませんが、この会社にいても成長できないと思ったら、優秀な社員から辞めていってしまいます」とある。まさにその通り。愛想をつかすというやつだ。私はプラザセレクトをそんな会社にしたくない。だから人事制度は真剣に考え取り組んでいく。会社の理念と合致した人事制度として、会社にとって何よりも大切な資産は人であるということをしっかりと受け止めておく。