読書レポート_三谷/No5
- 2017年06月26日
- 三谷 浩之
『社長が3ヵ月不在でも、仕組みで稼ぐ、年商10億円ビジネスのつくり方』 矢田祐二 著
プラザセレクトは現在3期目を走っている。創業期から順調に成長を遂げてこれたのは、お客様、社員、ビジネスパートナー、関わる方々の力によるものが大きい。当然事業を継続していくうえでそれは当たり前のことなのだが、更なる成長を遂げるためには我々自身の内部体制の一段レベルアップが必要だと感じている。本書はそのヒントになる何かがあるかもしれないと手に取った。来期4期目からは今の延長線上ではない次のステージへの昇華と成長を遂げる。そのために今期本業を成長させながらその準備が必要である。本書にいくつかある年商10億の会社を作るためのポイントが以下である。
①まずは「仕組みで回り、しっかり儲かる1億円」をつくる。そしてその数を増やしていく。
②「商品化」することで、顧客に伝わりやすく、買いやすくなる。社員でも営業できるようになる。
③マニュアルとは最高のテキストであり、最速最短で定着実行させるための「社長の戦略的武器」である。
④組織の基本機能は、「決められたことを、正しくすること」。
私が勝手に抜粋したがこれらが本書にある大事な点だと思われる。当社に当てはめると①は2年の事業活動の中で形が出来上がってきているビジネスモデルがある。これらを完成形に仕上げることが今期の課題。②は創業時から住宅商品リラクスを創り込みブランディングしてきたから〇。③は本書を読む数か月前から徐々に社内で着手していた。社員が積極的にマニュアル化をしてくれるので私としてはとても助かるし頼もしい。このままどんどん進める。④は経営計画書を用いてずっと同じことを私が言い続けていることに繋がる。当社の理念や方針を「またか!」と思われ、あきれられてもまだなお言い続ける。これが私の最重要業務だと思っている。今のプラザセレクトの方向性は合っていると確固たる自信がついた。これらを正しく導き、やるべきことをやりきって成果を出す。