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読書レポート_兼松/No.7


『人生がときめく片づけの魔法』近藤 麻理恵 著

私自身、片付けで大きな問題になったのは「もったいない」という気持ちがあった。ここ最近、実家の荷物を一斉大処分する機会があり、本書を手に取った。まだ使えそうなものを捨ててしまうのは、罪悪感と「もったいない」と思い「これはあれに使えるかも」と、捨てないでいい道を考えていたからだ。実際に家族の者たちも同じ考え方で、なかなか片付けが進まず途方に暮れていた…。物にはその物の役割や使用のタイミングがあるのに。本書では、物に感謝し、お礼をきちんとしてから手放すよう書かれている。確かに現代は物に溢れる時代。物への敬意と感謝が足りていなかったかもしれない。だからこそ安易に買ってしまうのもまた事実。それと同時に、せっかく買ったものを捨てるのは物がかわいそうだと思っていた。でも、実は、物は使われない方がかわいそうなんだと学んだ。これからはきちんと物に感謝し、これまでにお世話になったお礼を言い、使う・使わないで判断していく。使わないなら物に感謝して捨てる。そして、別の考え方にも通じることだが、これまでの私のなんとなく所有する生活から、何事においてもなんとなくやっていることが多い自分から卒業する。物から卒業できないばっかりに、自分の進む道が塞がれてしまっては、それこそもったいない話だ。業務上では、いらない書類や終わった・没になった内容のメモなど。きちんと整理をすることで、新しい業務や知識が入る隙間も生まれる。自分自身の環境整備を意識して、頭も心も整えていくように心掛ける。

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