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読書レポート_佐々木有美/No15


『センスは知識からはじまる』 水野 学著

「センス」と聞くと持って生まれ持った先天性のもので、センスが良い人は感覚が研ぎ澄まされて良いアイデアがぱっと思いつく、常に服装もおしゃれでその人の雰囲気にあったものを身につけている。そしてセンスが悪い人は良いアイデアを思いつく事は出来ないし、服装も合っていない、また少し時代遅れのような雰囲気。センスについて本書では決して生まれつきのものではないという事から始まり、センスは生まれつきと思っていた私にとって驚きでしかありませんでした。本書の中で「センスとは、知識の集積である。」とありましたが、感性と理論で相反するものではないか一瞬思ってしまいますが、確かに何かを判断する時に自分の知識の中でしか物事を判断できず、知識が少なければ少ない中でしか判断が出来ずに、良いものも自分の知識の範疇には無いから悪いものと判断してしまい、その事が自ずとセンスの悪い人になってしまいます。エピローグにも書かれていますが、自分の好む事ばかりで新たな世界を知ろうとしていない人になっています。階段を数段飛ばす勇気とありましたが、通常では入らないようなお店であったり、見ない本・雑誌などを通して新しい知識を得ていきます。

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