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読書レポート/佐々木有美_No4


『住宅・インテリアの教科書』 鈴木敏彦 松下希和 中山繁信 著

住宅と言えば外部の雨風から身を守り、安全に就寝や食事などの日常生活を送るシェルターとしての実用的な目的があるが、それでは必要最低限で、住宅は快適な住まいの器であり、住人同士の交流が深まる場所となるようにしなければならない。その上、家族の形態や暮らし方が多様化している現代では、それぞれ答えが異なってくる。過去の有名な建築家の方々の設計した間取りを見てみると、住む人の要望を聞いた上に、新たな住まい方を提案し、生活の中で新鮮な発見が出来るように考えられている。建築家の建物のように個性が活きる特徴的な建物とまではいかないが、今までも大切にしてきたコンセプトを軸として、住む人にとって快適な住まいの器となり、少し先の住み方を提案出来る住宅となるように、それぞれの地域の特性、各部屋の性質、色合いなどを一つ一つ検討して提案していく。

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