次のページの見出し

読書レポート_佐々木信/No.10


『トヨタの問題解決』(株)OJTソリューションズ

問題を発見する、その事が私の今の課題である。この発見するという事は意外と難しく頭を悩ませる。大きな問題が発生した時は気付くが、逆に大きくなりうる問題の芽や、仕事の質をあげる為に阻害されている事は普段何気なしにしていては分からず、後々分かるくらいになった時には解決にかなりの労力を要してしまう。そうならない為にも問題をまず気付く事が必要となる。この書籍でも冒頭で『「問題がない」のが最大の問題である』と始めている。問題が埋もれてしまうから上手く物事が運ばなかったりするわけだ。そうならない為に、発見する力をつける考えとして、問題とは「あるべき姿」と「現状」のギャップと定義付けている。それは更に細分化され発生型と設定型に分けられる。今起こっている事とこれから起こりうる事と違いはあるが、基本的な考え方は変わらない。このあるべき姿を細部までいかに考えられるか、また想像できるかで発見する力は変わってくる。簡単に出来る事ではないが、日頃から正しい姿や理想となる状態を考え、問題を発見するという目標に進んでいく。

© 2019 PLAZA SELECT LTD.