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読書レポート_藤井/No31


『小さな会社でぼくは育つ』 神吉直人  著

本書のはじめにも記載されていますが、日本のほぼ99%の企業が中小企業です。つまりほとんどの社会人が中小企業で働いていることになります。大手企業と比べて給料や福利厚生でデメリットが多い中小企業ですが、それ故のメリットも大きいことが書かれています。特に、「中小企業では一定レベルまでは自力で成長する必要がある」という部分はとても現実的で重要なことのように感じました。これだけ見ると大変なことのように思いますが、長期的な成長を考えた場合にはとても良い経験になります。「それくらい当たり前」と会社側が捉えていることが何なのかを先ずは見極めて、自分で出来る限りそれを自己で達成する努力をすることは中小企業で働く社員にとって第一の課題であると学ぶことができました。これは入社初期だけではなく、立場や勤続年数によって会社から求められる「当たり前」は変わってくるので、それらを先読みして成長することにも当てはまると思います。社員と上司、社長との距離が近い中小企業だからこそ、社内のことにも気付きやすいですしコミュニケーションも取りやすい。そういった部分がメリットであることを忘れず、自分に求められることが何なのか見極めて自己成長をしていくことが大切になります。

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