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読書レポート_藤井/No20


『すぐやる人の”超えてる”思考法』 藤沢久美 監修

「電話は2コール以内にとれ」「早く始めて早く軌道修正しろ」など、社内でもよく社長から短い言葉で指示が飛びます。本書は著名なビジネスマンが残した格言や言葉がまとめられています。その中でも特に私の心に刺さったのが『臆病であへ、勇気を出せ』という左官職人である挟土秀平さんこ言葉です。臆病である、ということは「恐ろしい」と感じること。恐ろしいからこそ、様々なことに敏感でいられる。周りの空気の変化を感じられる。そしてそういう風な人でなければ油断が生まれて落とし穴にはまるだろう。というのです。私はどちらかというと大雑把で「まあこんなものか」と自己完結してしまうところがあります。広報という仕事をメインにしているからには「ちょっとした違和感」に誰よりも敏感に気付かなければいけないのですが、私のこの、根拠のない「自分への信用」がその目を曇らせるのだと、挟土さんの言葉を読んで気付きました。誰よりも臆病な気持ちを持って周囲や物事に接する。そして勇気を持って行動に移すことが重要であると書かれています。「我々は実務家である」とは我が社の社長の言葉ですが、その通り、敏感に変化に気付き、そして勇気を持って変化に対応するための行動を移すことが私のすべきことである。と、改めて気付かされた一冊となりました。自分を信じることを大切ですが、まずは「自分は何も知らない」という前提で、周囲を見渡し、様々な変化や空気に気付ける人間になっていきます。

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