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読書レポート_藤井/No13



『気まぐれ消費者』  テオ・コレイア  著

近年、流行の移り変わりは年々早くなっていると思う。10年前であれば1年間流行したものも、今では半年や数ヶ月で飽きられてしまう現状だ。様々な製品やサービスが一定の水準を超えて飽和状態になっている現代では、本書のタイトルにもあるように消費者が「気まぐれ」に目移りすることが多くなったと書かれていた。そんな消費者が何を求めるのか?それこそが、SNSに代表されるデジタルを通した最高体験だという。確かに、インスタやツイッターでは誰もが簡単に自分が主役になれるし、ちょっとした書き込みが話題を呼び人気商品を生み出すことに繋がっている。誰もが色んな情報を簡単に得られ、発信することができる時代。消費者一人一人があらゆる製品の広報担当のような存在になっているのである。「何に」興味を持つか明確ではない「気まぐれ」な消費者たちに振り回されるのではなく、彼らと上手く協力し合いながら、移り変わりの激しい「消費者の求めるもの」をデジタルを通して瞬時に発信しなければ、これからの社会で企業が生き残っていくのは難しいと学ぶことができた。プラザセレクト の社内でもよく出る言葉だが、「答えはお客様がもっている」という事が今後はさらに重大な意味を伴ってくる。今回の学びを活かしながらまずは身近なSNSを通じて、お客様が何を見てどう感じているのかを知ることから始めていく。

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