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読書レポート_三谷/No33


『楽しく儲かる社風経営』 山地章夫 著

著者は北海道のヤマチユナイテッドの経営者。前にもこの方の本をレポートを書いたし、会社員時代は経営されている会社との付き合いがあったご縁で数回お会いして言葉を交わす機会を得たこともある。その頃からとても魅力的な人だなという印象があり、自分もあと10数年経てばこんな雰囲気の人になりたいなと思わされた雰囲気をお持ちの方だった。会社経営の仕方もユニークでとても参考になる。自分が会社を興す時には参考になるなと思っていた会社の一つだ。著者はとにかく笑顔でいる印象である。トップがその姿勢だと会社も風通しがよく笑顔が多いと思う。本書も「楽しく儲かる」とあるがまさにその通り。やはり人間は楽しさを求めるのだろう。本書にはこの成長企業の経営方法がいろいろ書いているが今回着目したのはこの楽しさだ。本書の中にも「自分が楽しくなりたければ相手を楽しくする」とある。逆を言えば自分が楽しくないと相手も楽しくないということ。特に営業は「楽しい営業」を手に入れたければ「自分の営業でお客様が楽しくなるには」を分析しようとある。当社の「Be Smile にこっを集めよう」のスローガンにも通じる考え。目の前の人に「にこっ」としてもらおう。そうすればこちらも「にこっ」となるはず。人は矢印が自分に向き「何を得ると幸せか」というところに焦点を持っていってしまう。そうではなくて本書の言葉を借りれば「与える人が与えられる」のだ。まさにその通り。自然に笑顔で与える側の立ち位置にいられる人。そのような考えが根差し、すっとそういう行動ができる社員が集まった会社風土を目指す。

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