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読書レポート_三谷/No9


『家づくりの美学』 全国「快適住まい」調査会  著

本書はいつも支援してくれているビジネスパートナーの方から紹介されて読んだ本。ある日「上場している東京の会社ですが創業ストーリーが今の三谷さんに似てる」と携帯にメッセージをいただいたので早速購入して読んでみた。読んでみると本当に創業期の今この瞬間の我々プラザセレクトとよく似ている考え方が数多くあり驚いた。本書に書かれている会社は、東証一部上場企業の株式会社三栄建築設計様。約20年ほど前に創業された我々とは比べ物にならない大きく立派な会社。そのような素晴らしい会社の創業期の雰囲気と考え方が、今創業期の我々ととても似ているということで私自身嬉しく、そして未来への自信となった。リーマンショックの時期はとても厳しい経営が続いていたようだが、それも乗り切って飛躍されている。その頃私は会社員でその波にのまれて倒産を味わった時期。場所が違えど全国で同業者が同じような戦いを迫られ乗り越えたり倒れたりしていたんだなぁと深く思う。同社は創業時から建売をメインに事業展開しており、そこから注文住宅に派生している。我々の動きと同じである。そして経営理念を重視した経営であることも同じ。またその理念をぶらすことなく家づくりに落とし込んでいる徹底具合も素晴らしく、今の我々が参考にするところは多い。建売業者には多い量産型の住宅ではなく、1棟ずつコンセプトを大事にして「同じ家は作らない」という軸があり、シンプルな発想で「その土地にベストな家をつくる」ということを家づくりにおいて大事にしている。当社の場合は、コンセプトを持った建売をその土地その土地に一品物で作りながらも、ベースとなる住宅の型を規格化する考えを持っているハイブリット型である。そのあたりに若干の違いがあるが、都会と田舎、昔と今という違いで感覚も違うのかもしれない。しかし根元の考えは本当に良く似ている。社員同士の関係性も「みんなでやろうよ」という想いを大事にしてオンリーワンの家づくりをされている。当社も少ないながらも職種関係無しで全社員集まり、1棟ずつ建売のコンセプトをこだわりを持って決めて企画している。理念を全ての基礎においてぶらさずに、業務に落とし込み、信念を持って徹底的にやる。この姿勢を20年ほど前に実践し今素晴らしい企業を創り上げている同社を我々の参考とさせていただき、我々プラザセレクトもこれからの時代に合わせた柔軟性を持って後に続いていく企業になる。出会えて良かった本であり読んで嬉しくなった。

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